おじさんたちの夏休み自由研究(2)
「アブ」010906 040729更新

決定策が無く来年夏まで棚上げ。
佐藤@酪農
このページは未だ制作中です。
リンク先を訳してみてますが、問題がありましたら指摘いただけるとありがたく思います。

(1)「放牧地の有害植物(アザミ)」
(3)身の回りの植物
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放牧研究会とネーミングしましたが酪農全般にわたるメーリングリストです。酪農家、乳牛の集約放牧や山地酪農、ニュージーランド酪農に興味がある方、北海道で酪農を対象とした就農を希望する方、関係機関や研究者の方の参加をお待ちしています オーナー 小林さん

全般

出現期間は5〜9月の間で、成虫の寿命は10〜30日程度。ほとんどの種は幼虫期中で越冬し、春および初夏に蛹になります。

産卵
産卵は100〜1000個一般に幼虫の生息に適した湿地帯に自生する植物の水や湿った土の上の葉裏や水生植物の垂直面になされます。また、密生した植物の上には産卵しない。草に吐き出し固まりをつくり、光沢があるか白い分泌物で卵を保護(水から)します。卵は最初クリーム状の白い色であるが、灰色と黒になります。卵の長さは1-2.5mmで形は円柱状です。天候に左右されて5-7日で孵化し湿地や水の上に落下します。

幼虫
孵化後幼虫は水生か半水生で地中に潜り生活します。hrysops種類は「hydrobionts」と名付けられ、水辺で見つけられます。Tabanus種類はより乾燥した場所(森林林床や草地土壌)を好み、「hemi-hydrobionts」です。。頭に向かって先細で、多くは白っぽいが褐色の帯びや緑色をしたものもある。多くの種で各セグメントにバンド状に黒い。幼虫は尾の導管のサイフォンを使って呼吸します。幼虫は小さな頭から11-12のセグメントを持っています。幼虫は期間に6-9の脱皮をします。hrysops類は土の中の有機物を食べています。Tabanus類は小型のミミズ,昆虫幼虫、甲殻類の体液を吸って大きくなる。幼虫期間は数ケ月から1〜3年を要するといわれます。


蛹になる準備が出来ると2日前よりより乾燥した地表より2.5-5cmのところに移動し蛹になります。蛹は褐色で、尾に向かって先細になって、頭部が丸くなり、脚と鞘翅を付けます。個々の腹部のセグメントを包囲する背骨の列があります。蛹の段階は一般に2〜3週続きます。

成虫
蛹の胸に沿って位置したスリットを切りさいて成虫になります。ほとんどの種で雄がメスの前に孵化します。両性孵化後連れ添い飛び交い受精は空中ではじめられ地表面で終わります。成虫の体長は種類によって異なりますが8〜26mm,開張12〜48mm,雄成虫は植物の密や汁液を吸って生活しますが,雌成虫は吸血性で,昼間に人畜を襲います。吸血時間は3〜10分間。

吸血
アブが木影にで休むことから光が、止まる場所の発見の主要因です。しかし、二酸化炭素や香りが役割を果たしている。吸血は日の出より3時間にピークがあり、日没まえ2時間に別のピークがあり、ます。

【1】メクラアブ属 のなに? ゴマフアブ Haematopota pluvialis tristis Bigot

なんたって私の周りでは、アブといえばこいつ。

メクラアブの産卵習性(東北農業試験場 55年9月16日)より
メクラアブ属の幼虫は水泥中に生息し、泥中の有機物もしくは低生小生物を摂食いると考えられる。

他参考写真
Tabanidae (horse flies, gad flies, stouts, clegs)

 
【2】ウシアブ?Tabanus trigonus Coquillett

上記の1/200ぐらいの数で発生次期が少し遅い。


毒はないが、刺されるとチクッとしてけっこう痛い、雑木林の樹液にもよくやってくる。
幼虫は肉食性で、地中でミミズなどを食べて育つ。

 
【3】アカウシアブ Tabanus chrysurus Loew

黄色で【2】より大きいのはめったに見ませんが牛の周りを飛んでいることがあります。


体長 25〜30mm 日本で最も大きなアブ。腹には黒い帯があり、スズメバチに少しにている。メスは水辺の草の葉に産卵する。幼虫は湿地や溝のなかで生活し、ミミズなどを食べて育つ。 なかまのウシアブが牛馬の腹側の柔らかいところをねらうのに対し、アカウシアブは背中側を攻撃するので、牧場などでこれらの虫をみつけたら、注意して観察しよう。刺されるとたいへん痛い。しつこく追いかけてくることもある

なかなか留まっていることなく、たたき落として撮影。04/07/29

 

 

【対策】
どうしたら良いかまだ判らないですが現在までの佐藤の見解
アブ対策、暑さ対策に池を掘って、その中で水牛になってもらおうかと 
  カヌーで釧路湿原の川下り、水面にいるときはアブ、蚊には刺されないのですが、
  岸に上がったとたん戦闘です。結果停泊は中州となります。
  このことから、アブは周辺より水面空気温度が低いことを嫌っているのではと
  考えています。
 実際にそのような光景を見たのは
  実習先が乾燥地帯で石油より水の方が高価なころで、パドックに降った雨も回
  収し、パラー内排水も足して地下浸透浄化。岩盤上なので染み出したところが半
  径50メートルほどの浅い池になっていました。牛が飲むし、暑い日はカバになっ
  ていました。飲み水として、糞尿と混ざることが牛にどのような影響があるか牧
  場主も研究中でしたので定かなことはわかりません。そう、オナガウジが大量発
  生したました。
    しかし、わざわざ濁った水溜りを飲む牛がいるくらいですから影響はどうなん
  でしょう。
また、明るい牛舎で無ければ入ってこないということから、ある明るさ以下で
  は活動できないのではと考えています。落葉松林や広葉樹の下では日よけにしか
  ならずアブは群がっています。しかし、青樹防風林の下では取り付いていません
  でした。雑草も生えない暗さと、涼しさもあって有効なように思います。ただ、
  松類は根を踏まれることに弱く、ちょっとした風で倒れるようになるとともに、
  幹の中に酢が入り木材としての価値が無くなります。(林間放牧を支援なんて林
  野庁も動いたことあったのですが)
このことから特に多いメクラアブについて考えるとき、
「光をさえぎる」にヒントが含まれていると考えています。
「20度C以下にする」「風をあてる」は、必要な分量を確保するのは現実無理かと。
そこで、具体的にとなると・・・
  四方が開いた、屋根の低いシェルターをみました。
  風通しもよく太陽以外からの反射光も少なくアブはついていませんでした。
  放射状牧区のセンター部分に設置したらどうか考えましたが、今だ実現せず。
  いまだ決定打が無く、上記や常葉針葉樹の植林以外にいい方法が無いか探しています。
視点を変えた時、現在はある薬剤メーカーの耳タックによる虫除けに注目しています。
 幼虫段階での駆除は土の中にいることなどから効き目が少なく必要量にすると環境汚染が問題となります。  個体識別事業の流れで、商品寿命をむかえ次期製品を検討中とのこと。  次期製品のコンセプトを聞くと早く実現して欲しいと思っています。  薬事法やら、肝残留やらで効果と危険性の戦いなんですがね。

【参考引用資料】

deer flies, Chrysops spp.
Home HORSE FLIES
Home Horse flies and deer flies (Tabanidae)
Home  Search [Tabanidae or Chrysops]
Fundamentals of Livestock Entomology
Home   Dictionary of Animals - Tabanidae


【関連リンク】
農林水産研究成果ライブラリー
から、アブ類およびイエバエ類による家畜の被害(総説)1978-1-3.pdf など
(http://rms2.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/siryo/tnaes.htm)
北の農業情報広場  

中央畜産会 畜産経営技術Q&A [酪農][肉用牛] がらアブ関連

東北農業研究センター → [草地畜産研究ホームページ]→ [家畜環境研究室 ]アブ捕殺用ボックストラップ


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